2006年06月
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LEDの電子工作

このぺーじは・・・
   LED5号 光るバッヂ(ハート)
・・・を紹介します。

2006/06/25 秋葉原で見た光るバッジ


↓↓↓↓既製品


秋葉原でこんなのを見つけました。
秋葉原のラジオデパートの入り口のお店でゲット。
古いバージョン(安全ピン無し)は、4割引の315円だって。
感じの良いお髭の叔父さんも新しいのが出たので赤字だけどシャーナイだって。
古く安いのが欲しい人は、ラジデにいそげ!
 
↓↓↓↓既製品 !---観察---! 自分でも作らねばならないですね。 表に10個の赤LED。裏は、3[V]ボタン電池x2で6[V]で動いています。 部品は、一箇所7[mm]くらいのモールドされている箇所があります・・・。 (壊すのは勿体無い) 凹み部分から外を回って下へ順番に点灯。 左右対称位置のLEDは同時に点灯してます。
!---解析1---! (1)同時につくLEDは、並列に繋がって いるでしょう。 Vfが同じぐらいならOKでしょう。 という事で、並列な物は、 LEDは6組。1組を1個のLEDに 相当すると考えれば、6個のLEDと見な せます。2倍の電流を流す抵抗にすれば 同じ輝度になるはず。
!---解析2---! (2)6個のLEDの点灯といえば、FENG3氏(私にとっては神!)が、 先の世界最小マイコンPIC10F206で、面白い物を作っておられる。 IO3つで、3ステート(オン・オフ・入力)の組み合わせると 6個のLEDの内1個が付くという物。 OH!透明なんというコストダウン。PICを使えば、 クロック部品もタイマ部品もいらないし、SOTなら実装面積も オ・ト・クだね。 <参考URL>PIC10F206を使ったナイトライダー
参考:LED点灯条件 LEDは、順方向の電圧がかかると、電流が流れて、光ります。
アノードカソード点灯備考
ONON×同電位。
ONOFF順方向
ON入力×ハイ・インピーダンス
OFFON×逆方向(定格には注意)
OFFOFF×同電位。
OFF入力×ハイ・インピーダンス
入力ON×ハイ・インピーダンス
入力OFF×ハイ・インピーダンス
入力入力×ハイ・インピーダンス
!---解析3---! LEDといえば、制限抵抗の計算は避けて通れません。 PICmicroの図で、D1〜D4をLED2個の組、D5・D6をLED1個の組にして 2個の組は1個の組の2倍の電流が流れる事を条件に入れると、 R1=R3、R2=0となり、なんと、抵抗が3つから2つに減ります。 (詳細は下の枠) このコストダウンにはきました。
    
各LEDの制限抵抗は、アノード側とカソード側に
付いている抵抗値の和です。

D1〜D6の各LEDがONの時に流れる電流を各々I1〜I6とします。
各LEDがON時の電圧は等しく、Vとします。

オームの法則より
I1=V/(R2+R1)  ---(a)
I2=V/(R3+R2)  ---(b)
I3=V/(R1+R2)
I4=V/(R2+R3)
I5=V/(R3+R1)  ---(c)
I6=V/(R1+R3)

∴ I1=I3、I2=I4、I5=I6

解析1で6組のうち4組はLED2個で、2組はLED1個です。
どれでも同じですがら、ここでは、D5とD6をLED1個の組とします。

I1=I2=I3=I4、I5=I6となります。

(a)と(b)より
V/(R2+R1)=V/(R3+R2)
R1=R3 ---(f)

LED2個の組は、LED1個の組の2倍の電流を流しますので
I1=2*I5
(a)と(c)より
V/(R2+R1)=2*V/(R3+R1)
R3+R1=2(R2+R1)
(f)より
2*R3=2*R2+2*R3
0=2*R2
R2=0
!---回路図---! 一番時間のかかった回路図です。
基板オモテ 橙 LED(Vf=2.0[V])には、68[Ω]を付けています。 回路図ではうまくかけませんでしたが、PICはハートのほぼ中心にいます。 今回、PIC12F509が残っていたので使いました。 板の半分から上は、未使用です。そのうちカットします。
基板ウラ なるだけ効率よく配線しています。
完成1 LEDだけでは、ハートと分かりにくいので、幅5センチの透明クラフトテープに マジックでハートを書いて、軽く貼り付けています。裏側の絶縁もかねています。
完成2 順番に点灯しています。上と下二つ見えますが、順番に点灯しています。 電池は単3x2コ。
動画:
download WMV形式 73 kb

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